パワーリフティング大会の持ち物リスト完全版|ルール対応の必需品と便利アイテム

サプリメント・ギア・器具

パワーリフティングやベンチプレスの大会に初めて出場する方の中には「何を準備していけば良いか分からない」と感じている方は大変多いのではないでしょうか。

パワーリフティングの試合は、試技の強さだけでなく当日の準備がパフォーマンスを大きく左右します
初めて試合に出る方も、ベテラン競技者も、「あれを忘れた!」という事態を防ぐために、この記事を参考にしっかり準備を整えていきましょう。

本記事では、試合当日の必需品・ギアの規定・栄養補給アイテム・あると便利なグッズ・遠征時の備えまで、ブログ運営者の経験と公式ルールをもとに徹底解説します。

コスチュームチェックで不合格になると試技ができません。
規定を正確に把握して、事前に必ず確認しておきましょう。

シングレッド(つりパン)

シングレットはすべての試合で着用必須のアイテムです。

【規定ポイント】

  • 国内大会(地方大会含む)では、JPA技術基準を満たしていれば非IPF公認品でも使用可能
  • 国際大会ではIPF公認品のみ使用可能
  • サイズはお尻周りに過度なゆとりがないものを選ぶ(会場で指摘を受けることがあります)

📌 将来的に全国大会・海外遠征を視野に入れるなら、最初からIPF公認品を選んでおくと安心です。

筆者おすすめのシングレットはこちら👇️

全国大会・国際大会を目指す方にも間違いない商品です。

Tシャツ

スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの種目ごとに着替える場合があるため、2〜3枚用意するのが理想です。

【規定ポイント】

  • 綿・合成繊維など、一般的な衣服に使用される素材であればOK(綿100%に限らず、ポリエステル等の合成繊維も適法)
  • Vネック・ポケット付き・背面にグリップ加工(ラバー素材など)があるものは使用不可
  • クルーネック(丸首)のシンプルなデザインを選ぶのが無難
  • デニム生地は不可

ソックス(ショート&ロング)

ソックスは2種類が必要です。種目によって使い分けます。

ショートソックス(スクワット・ベンチプレス用)

通常の丈のソックスでOKです。動きやすく、蒸れにくいスポーツ用を選びましょう。

ロングソックス(デッドリフト用)

【規定ポイント】

  • デッドリフト競技では膝下まで届く長さのソックス着用が義務(JPA・IPF共通)
  • 脛をバーベルから保護する役割があります
  • 「デッドリフトソックス」として販売されているものを選ぶと安心

ただし、脚部のある「ロングシングレット」を着用する場合に限り、 ショートソックスでの出場が認められています

シューズ

種目ごとに使い分けるリフターが多いです。

【スクワット】リフティングシューズ(ウエイトリフティングシューズ)

ヒールが高く、深いスクワットをサポートします。

【ベンチプレス】リフティングシューズ・足袋靴・レスリングシューズ

足袋靴(特にハイパーV)が足が滑らずおすすめ。
かかとが浮きやすい選手はリフティングシューズにすると安定します。

【デッドリフト】レスリングシューズ・薄底スニーカー・足袋靴

かかとが低いほど床との距離が短くなり、引きやすくなります。

【規定ポイント:禁止されているシューズ】

以下のシューズは使用禁止です(JPA規定

  • ビジネスシューズ・ブーツ・ハイヒール
  • 5本指シューズ(足趾分離型)
  • 靴底に金属製の滑り止め・スパイクがあるもの
  • トレッキング用アウトドアシューズ

パワーベルト

【規定ポイント】

  • 厚さ13mm以内(JPA・IPF共通)
  • 幅は最大10cm
  • レバーアクション式・ピン(バックル)式どちらも使用可能
  • ラップ類(ニースリーブ等)と異なり、地方大会でもIPF非公認品の使用は可能ですが、公認品を揃えておくと安心

調整が必要な場合に備えて、ドライバーセットも一緒に持参しましょう(後述)。

リストラップ

手首を保護し、ベンチプレスでの安定性を高める補助具です。

【規定ポイント】

  • 全国大会・ブロック大会以上ではIPF公認品のみ使用可能
  • 地方大会では技術規格を満たした非公認品も使用可能な場合があります
  • 長さや素材に関する規定があるため、公式ルールブックで確認を

こちらも初心者から全国大会・国際大会出場を目指す方まで間違いない商品です。

ニースリーブ

スクワット時の膝関節の保護と安定性向上に使用します。

【規定ポイント】

  • 全国大会・ブロック大会以上ではIPF公認品のみ使用可能
  • 地方大会では基準を満たせば非公認品も使用可能な場合があります
  • 素材・寸法に規定があるため、購入前に確認推奨

検量後の「リカバリー」は試合のパフォーマンスを左右する重要な要素です。

経口補水液

体重調整(水抜き)を行った後の身体には、水だけでなく電解質の補給が不可欠です。

  • パウダータイプを持参すると、遠征時に荷物がかさばらずに便利
  • 市販のOS-1や自作ORSも有効

スポーツドリンク

試技の合間に少しずつ補給します。胃への負担を軽減するために薄めて飲むリフターも多いです。

即効性炭水化物(補給食)

検量後〜試技中のエネルギー補給に、消化が早く低脂質な炭水化物が最適です。

  • バナナ:持ち運びやすく、カリウム補給にも◎
  • 和菓子(羊羹・饅頭・カステラ):軽量で高カロリー、試合会場でも食べやすい
  • 蜂蜜:試技直前に少量口に含むと、中枢神経系への刺激によりパフォーマンスが向上する可能性があることが研究で示唆されています

おにぎり(持続性炭水化物)

試合前〜試合中盤の持続的なエネルギー補給に。具材は塩昆布・梅など胃もたれしにくく低脂質なものを選びましょう。

普段食べ慣れないものは避けること。
試合当日の腹痛リスクを最小限にすることが大切。

アミノ酸(BCAA/EAA/クレアチン)

試技の合間の筋分解抑制と集中力維持に。パウダータイプをボトルに入れておくと試合中も手軽に摂れます。

筆者も実際に飲んでいるおすすめサプリメントです。
ドーピングが心配な方にも安心して飲んでいただけます。

地味ながら試合運営を円滑に進めるための重要アイテムです。

ボールペン

重量申請用紙の記入に必須です。会場にある場合もありますが無いことも多いので、自前で必ず持参しましょう。

メモ帳/バインダー

試技終了後は1分以内に次の重量を申請しなければなりませんJPA規定)。申請が間に合わない場合は自動的に重量が決定されるため、あらかじめ重量プランを書き出したメモを手元に用意しておきましょう。

試合当日の流れについては以下を参考にして下さい。

経験者が「持ってきてよかった」と口をそろえるアイテムたちです。

ヨガマット/フォームローラー

体育館の硬い床での長時間待機や、アップ前後のストレッチ・コンディショニングに。
試合会場には床に座るスペースしかないことも多いので、あると快適さが大幅にアップします。

液体チョーク/ベビーパウダー

液体チョークはベンチプレスやデッドリフトの手の滑りを防止するために使用します。ベビーパウダーはデッドリフト時に脚の滑りを良くするために使用します。

↑グリップ力もかなり高くなりパワーリフターにはもってこいの液体チョークです。

ドライバーセット

ベルトのバックル調整や緩みの修正に。レバーベルトを使用している方は特に持参を推奨します。

三脚+スマートフォン

フォームチェックや試合の記録用に。130cm以上の高さが出るものを選ぶと全身が撮りやすく、フォーム改善に役立ちます。

ノイズキャンセリングヘッドホン/イヤーマフ

試合会場は想像以上に騒がしいです。試技の合間に集中力を保ちたい方や、自分だけの世界に入りたい方におすすめ。

全日本大会などホテル泊が必要な試合への遠征時には、以下も追加で準備しましょう。

体重計

ホテルや脱衣所に置いてある体重計は精度が低いことがあります。使い慣れた体重計を持参し、検量前後の調整を正確に行いましょう。

防寒着・カイロ・ブランケット

冬場の体育館は冷えます。九州などの温暖な地域でも、会場内は別物です。
防寒対策はしっかりと。

着圧ソックス・ネックピロー・耳栓(飛行機移動の方)

長時間のフライトによる疲労を最小限にするためのアイテムです。
試合前日の体のコンディションも成績を左右します。

必需品(コスチューム・ギア)

栄養・水分

アイテム用途
経口補水液(ORS)検量後の水分・電解質補給
スポーツドリンク試技間の補給(薄めでも可)
バナナ・和菓子・蜂蜜即効性炭水化物
おにぎり持続性エネルギー補給
アミノ酸(BCAA/EAA/クレアチン)筋分解抑制・集中力維持

事務・備品

アイテム用途
ボールペン重量申請用紙記入
メモ帳1分以内申請のための事前準備

あると便利

アイテム用途
ヨガマット / フォームローラー待機・ストレッチ
液体チョーク/ベビーパウダーベンチプレスの滑り止め
デッドリフトの滑り対策
ドライバーセットベルト調整
三脚+スマホフォーム・試合記録
ノイキャンヘッドホン集中力維持

最後に

パワーリフティングの試合は、バーベルを持ち上げる瞬間だけでなく、試合当日の準備と過ごし方がトータルの成績に直結します。この記事のチェックリストを活用して、「忘れ物ゼロ」で試合に臨みましょう。

ベテランリフターも毎回リストを見直しているものです。ぜひブックマークして、大会前の確認に役立ててください。


※ 本記事の規定情報はJPA国内ルールブック(2026年版)およびIPF Technical Rulebook 2026に基づいています。規定は改訂されることがありますので、出場大会の最新ルールブックを必ずご確認ください。

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